よっこいしょ どっこいしょ
2016年 02月 23日
踏みました~!
今年も昔ながらの踏込温床での苗作りをするべく、裏山の雑木林のふっかふか落ち葉を拾い集めました。
結構な量がいるので、大量な落ち葉を拾い集め山から運び出す度に
子供達の絵本よく出で来る”山に芝刈りに行くおじいさん”の気持ちが少し分かる、この作業。
担ぎながらの裏山の上り下りは、中々の重労働ですが山の恵みや香りに癒されながらやり切りました◎
落ち葉や藁や米糠などを原料に発酵熱を出させ、その熱を利用して種を発芽させたり苗を育てたりします。
今は電気を使った電熱線などで温度を高めて苗作りをするのが普通ですが、
去年からこの昔ながらの踏込温床で発芽させています。
山で落ち葉を拾う事からなので、かなり手間がかかるやり方だとは思うのですが
多くの土壌微生物を苗に住み着かせたり、発酵熱に利用した後に翌年の苗土にも使え、
何よりも微生物達が働いて出る発酵熱がとても面白く、
農家にとって種を繋ぎ、苗えを作る事は毎年とても重要で勉強になります。
今年も苗に寄り添って、しっかりと管理していきたいと思っています◎
by izuhofarm
| 2016-02-23 21:13
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